
この記事では、
- iHerb(アイハーブ)の関税(輸入税)と輸入禁制品
について説明していきます。

アイハーブで個人輸入に挑戦してみたいけど、関税はかかってしまうの?
輸入税とかよく分かんないし、輸入が禁制されている商品はある?
私も初めてアイハーブでお買い物をしたときは、あまりの安さに関税でぼったくられるんじゃないかと、ビクビクしてしまう方もいると思います。
結論から言うと、関税のルールさえ守っていれば関税がかかることはなく、お得な料金でお買い物が可能。
この記事では、「アイハーブでの関税のルールや禁制品の紹介から、関税を回避する方法」を解説しているのでお買い物の参考にしてみてください。
iHerb(アイハーブ)の関税(輸入税)はいくらかかる?
アイハーブのサイトからは簡単に商品を購入できますが、実はこれは「アメリカから個人輸入している」ということになります。
輸入には関税がかかるのが原則ですが、いくつかポイントを抑えておけば、輸入税を支払わずにお買い物が可能に。
割引後の注文価格が15,500円までなら関税はかからない
アイハーブのような海外通販サイトは個人輸入となり、注文金額が16,666円を超えると配達時に関税を払う必要があります。
ご自身の個人的使用の目的で輸入する貨物の課税価格は、海外小売価格に0.6を掛けた金額となります。
その他の貨物の課税価格は、商品の価格に運送費及び保険料を足した金額になります。
万が一その金額を超えてしまった場合、関税だけではなく通関手数料、消費税、関税代引き手数料がかかってしまいます。
ただ、アイハーブでは140ドル(15,500円ほど)以上の注文はできないようになっており、関税がかかる金額までは注文ができません。
こちらの価格に関しては「割引後の注文価格で判断される」ため、
といったように、クーポンコードを利用した割引後の小計が15,500円以下であれば、関税はかからず払う必要はありません。
とはいえ、iHerb側が税金のかかる買い物をできないようにしてくれているので、注文ができるようであれば、気にせず注文してOKです。



商品をカートに入れすぎても、関税がかからないように止めてくれるので、安心して買い物できますよ。
関税は購入品の合計の重さもチェックが必要
アイハーブでは、購入品の合計の重さにも気を配る必要があります。


佐川急便は13kgまで、ヤマト運輸は8kgまで配送可能で、規定の重さを超えてしまうと配送会社の選択ができなくなります。
関税はかかりませんが、商品の購入自体ができなくなってしまうので気をつけましょう。


ちなみに重量の確認は簡単で、カートページ下部の注文概要の配送に「重量合計」が表示されています。
サプリの購入ではそこまで重くなることはありませんが、液体物を購入するときなどはチェックしておきましょう。
関税がかかる前に分割注文で関税を回避
重さがあるものを買う場合や、商品をたくさん購入しようとすると、重量や15,500円を超えてしまうこともありますよね。



そのまま注文をしてしまって、もし関税がかかってしまったらどうしよう…。
そうならないために、2回以上に注文を分けることで関税を回避することができます。
分けて注文する時に気をつけておきたいのは、同じ日に何回も注文をしないこと。
せっかく分けて注文したのに、配送をまとめられて課税対象になってしまうこともあるので、最低でも1日空けて注文をするようにしましょう。
さらに確実な方法としては、
- 荷物を追跡番号で検索して通関した後に注文する
- 荷物が届いてから注文する
- 違う住所に荷物を送る
以上のような注文をするのがベスト。
税関で荷物をまとめられて課税されてしまう場合もあるので、できるだけ確実な方法で注文した方が良いです。



私は今までに何回も分けて注文していますが、今のところ1回も引っかかったことはありません。
1日に2回注文した場合も、引っかかることなく大丈夫でした。
iHerb(アイハーブ)の輸入規制品
アイハーブの商品の中には、日本への輸入が禁止されている商品や、輸入制限がある商品があります。
日本への輸入が禁止されている規制品
アイハーブで販売がされていても、日本への輸入が禁止されている商品は購入することができません。
ケルプ、フーディア、アロエベラ以外のアロエ、バニラ、米、穀物、ナッツ、種子、生豆、ヘンプ(麻)を含む製品、ペット製品、肉製品(ジャーキー、エキスを含む)、乳製品、DHEA、また次のものを含む食品または飲料(アテノロール、アトモキセチン、アドラフィニル、アニラセタム、エチラセタム、オキシラセタム、ジヒドロエルゴトキシンメシル酸塩、ソマトロピン(遺伝子組換え)、タンニン酸バソプレシン、チアネプチン、デスモプレシン酢酸塩水和物、ナドロール、ニセルゴリン、ニモジピン、ネフィラセタム、ビンポセチン、ピラセタム、フロセミド、ブロモクリプチンメシル酸塩、プラミラセタム、プレグネノロン、プロカイン塩酸塩(外用剤を除く。)、プロプラノロール塩酸塩、レベチラセタム)が含まれているものなど。
iHerb|日本への配送情報
輸入制限のある規制品もあり
購入はできますが、1回で注文できる量が制限されている商品もあります。
ケルプで特別に許可が下りたもの: Sea Tangle Noodle Company, Kelp Noodles, 12 oz. (340 g); (1ヶ月に14個まで購入可能)
iHerb|日本への配送情報
食品(サプリメント、プロテインドリンクなども含む) は、合計で10 kg (22 ポンド) までが、個人輸入で購入が許可されている重量となります。
1か月分の購入のみ認められている商品: エストロゲン( サプリメント)、7-Keto/7-Keto DHEA
2か月分の購入のみが認められている商品: メラトニン、ヨヒンべ、5-HTP、カフェイン、タウリン 、ヨウ素カリウム (Potassium Iodine/Iodide) 。
超過分は、場合により 日本に入った時点で没収、もしくは日本への発送前に取り除いて配送する場合もございます。 また1本分がすでに規定数量を超えている場合も没収の対象となりますのでご注意下さい。
化粧品のカテゴリに属するもの(シャンプー・コンディショナー・石鹸・歯磨き粉など含む) は、類目ごとに24個まで。例えば、石鹸は、リキッド、固形、洗顔用などを含めて24個までと なります。
重量や数量にかかわらず、砂糖や甘味料(メープルシロップ、アガベネクターなども含む)を輸入した際には、関税やその他の税が日本税関より徴収されます。砂糖や甘味料の重量が 1kg (2 ポンド)を超えた場合には、関税やその他の税が課せられる上に、 さらに日本税関により追加書類の提出が求められます。
Raw Honey(生蜂蜜)は、注文金額が免税の範囲を超えた場合 (15,500円 以上)、 50%の関税がかかりますので、ご注意下さい。
甘味料、はちみつ、メープルシロップなどの規制品に注意
砂糖や甘味料は、数量や重量に関わらず関税がかかります。
重量や数量にかかわらず、砂糖や甘味料(メープルシロップ、アガベネクターなどを含む)を輸入した際には、関税、その他の税が日本税関より徴収されます。 更に砂糖や甘味料の重量が1kgを超えた場合には、関税やその他の税が課せられる上に、日本税関により追加書類の提出が求められます。
iHerb|日本への配送情報
私は今まで、これを知らずにメープルシロップやはちみつを何回も買っていましたが、今まで関税がかかったことは一度もありません。
他の方の意見を聞いても、「関税はかからなかった」という方が多数となっています。



これからも関税がかからないとは言えませんが、今まで支払ったことがないので、これからも買い続けます。
もし関税が発生した場合は、荷物を受け取る時に配送業者さんから「関税が○○円必要です」と言われます。
配送業者さんが関税を建て替えてくれているので、その時は言われた額をお支払いしましょう。
iHerb(アイハーブ)の関税(輸入税)と輸入禁制品に迷ったら


もし関税がかかる場合や輸入禁制品を買おうとしてしまった場合は、注文画面でお知らせしてくれるので分かりやすいです。
とは言え、迷ってしまう場合もあると思いますので、そんな時はiHerbのカスタマーサービスに問い合わせましょう。
日本人スタッフが在籍しているので、日本語で問い合わせができますよ。
» iHerb(アイハーブ)に問い合わせる方法!日本人スタッフが親切


iHerb(アイハーブ)の関税(輸入税)と輸入禁制品まとめ
というわけで本記事は、「iHerb(アイハーブ)の関税(輸入税)と輸入禁制品」について書いてきました。
アイハーブで余計な関税を支払わないためにも、
- 購入金額が15,500円を超えないようにする
- 購入品の合計重量が13kgを超えないようにする
- 日本に輸入できない禁制品をカートに入れない
これらのポイントに気をつけて注文しましょう。
個人輸入や関税と聞くと難しそうですが、関税がかかりそうな場合は自動で注文自体をできないようにしてくれます。



関税に不安があっても安心して注文できるので、ぜひアイハーブを試してみてください。
iHerbで安く買う方法を別記事でまとめたので、最安値でお買い物をしたい方はぜひ参考にしてください。

